これまで,約3回のワークショップを開催し,班ごとに史料を参考にしながら,詳細なCGモデリングを行いました.例えば,スマートフォン開発班は,CGコンテンツと位置情報を結び付けて,VR空間と現実空間を重合表示するARアプリを試作するとともに,利用者から見た体験印象評価を行いました.工作班は,九戸城跡の観光ガイドで利用可能なジオラマを製作し,リモコンを押すことで該当する地点のLEDが点灯すると同時に,当該地点に関する観光案内音声を聞くことができます.また,一部のVRコンテンツをWebGLによるウェブ配信システムを構築し,ウェブブラウザで当該コンテンツを閲覧できるようにしました.これで,離れた場所からでも試作したコンテンツの確認を行うことができます.